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曖昧フェイバリットシングス 制作ノート座談会 第5回【曖昧の楽しみ方】(最終回)

chi1チカールこんばんは、明日の自分に捧げたい、チカールです。

 

nilニルギリ : たそがれ時の通り雨、ニルギリです。

 

pe1ぺぺR : 声はすれども姿は見えぬぺぺRです。第4回の【フレーバーとコンポーネント】の続きです。最終回です。

 

【曖昧の楽しみ方】

 

nilニル : どこかのゲーム会に行ったときに、初参加で人生ゲームとかすらやったことないような女性の人が来たことがあって。ドブルとかワードバスケットみたいな物凄く簡単なルールのゲームをやって貰ったんだけど、それでも「私帰ります…」みたいな空気になっちゃって。

 

 

nilニル : そのときに「コレ持って来てるんですけど…」って言っておそるおそる曖昧を出してみたら、「私これ楽しい!」って楽しんでくれて。隣の女性と、お題だった好きな漫画の話とかで意気投合して「えっ、まさかアナタも○○攻め×○○受け!?」みたいな話で盛り上がって、がっちり握手してたことがあった。

 

pe1ぺぺ : 二人とも腐女子だったのか(笑)。

 

 

nilニル : それで凄く楽しそうにその後も何度か遊んでくれて、「今日は楽しかった!」って最後まで残って帰ってくれたんだよね。

 

 

chi1チカ : それは作者冥利に尽きる経験だよね~!

 

 

nilニル : あれは本当に幸せだった…。だから初対面の人とも楽しんで仲良くなれるし、逆に仲の良い友達とやるのも熱い

 

 

chi1チカ : たしかに、気心の知れた相手と「大切にしている信念」や「仲間に求める要素」といったシリアスなお題でも一度遊んでみて欲しいな。盛り上がるパーティーゲームとは打って変わって、今まで見えなかった相手の人間性を垣間見るような、完全にゲームの範疇を飛び越えるような体験ができたんだ。あれもこのゲームのもう一つの側面だったね。

 

nilニル : しかもそれで対戦するので「見た目の清潔感」対「誠実さ」対「自分にウソをつかない」みたいな事に。凄い体験した…(笑)。

 

 

chi1チカ : そういう深いテーマに自分を投影しながら考えるのも、逆にお酒飲んでシモネタ縛りで遊ぶのも楽しいし、人を変えるたび、お題を変えるたびに楽しめるから、何回やっても飽きないしリプレイ性が凄く高い。

 

 

nilニル : しかも遊んで終わりじゃなくて、その後も話して盛り上がれるし、町中を歩いてるときにフッと「あの人、コレが好きって言ってたなあ」って思い出すときがあるんだよね。

 

 

chi1チカ : 今までにやって面白かったお題って何だった? 俺はストレッチ師の人に聞いた『ほぐし甲斐のある筋肉の部位』ってのも面白かったし、歴女の人に聞いた『好きな歴史上の合戦』ってのも楽しかった。

 

 

nilニル : グッと来たのは、最近芸人の女の人とやった『今までやって面白かったデート』っていうやつ。「深夜に猫を探して徘徊デート」とか「ヤクザとスカイツリーデート」とか色々凄いのが出てきて(笑)。

 

 

chi1チカ : 一緒に遊ぶ人の面白さが、そのままゲームの面白さに加わるからね~。

 

 

nilニル : このゲームの唯一の大喜利要素が「テーマに何を選ぶか」なんだよね。相手にとって興味がある面白いテーマを選べるかが、このゲームを楽しむ上での大きなポイントで、例えばサッカーに興味のない人に『好きなサッカー選手』を聞いてもどっちも楽しめない。

 

 

chi1チカ : そこは凄くあるよね。ゾンビ映画フリークの人に『好きなゾンビ映画』を尋ねたら、「ランドオブザデッド」「デイオブザデッド」「サバイバルオブザデッド」…っていう、まさかのオブザデッド縛りをされて、1ミリも理解できないけど終わった後の解説を含めてメチャクチャ楽しかったなあ(笑)。

 

 

nilニル : 全くわからないものの傾向が少しずつ見えてくのもまた醍醐味なんだよね。6枚って枚数も絶妙で、これ以上多いと書くのが面倒だし、少ないと見抜いていく楽しさがない。

 

 

pe1ぺぺ : 遊び心を加えるのも楽しいよね。『好きなゲーム』ってお題で全部ロックマンで1~6だったり、『好きな有名人』でSMAPの6人を書かれたり。「森くんは一体何位なんだ!?」って(笑)。

 

 

nilニル : ちょうど6枚のお題いうと、最近やった「あなたの推し松は?」も凄く楽しかった。「あのときは面白かったなー!」って思い返して語れるゲームになったよね。ただ、曖昧の欠点は一言で内容を伝えづらいところなんだよね。やって貰えればわかるんだけど…。

 

chi1チカ : でもコレは自信を持って人にもオススメできるね。アナログゲームは何百本って触ってきたけど、俺の中では5本の指に確実に入るくらい好きだし、ホントに惚れ込んだよ。だからこそ小うるさく色々と意見も言わせて貰ったけど(苦笑)。

 

 

 

nilニル : 当日は試遊台も2卓用意するし、ぜひ一回遊んでいって下さい!

 

 

 

(終わり)

 

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